2021.02.12 00:12
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2020.11.12 00:12
ディストピア小説と言えば、ジョージ・オーウェル『1984年』、オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』など有名なタイトルがいくつも挙げられるだろう。これらのタイトルにビビッと来た人たちに是非オススメしたい作品がある。本作は、物語ではなく、ディストピアを生きる人々に焦点を当てたゲームだ。本作では、世界観を楽しむだけでなく、その世界で生きる人々の言葉に注目してほしい。
押井守や攻殻機動隊に強く影響を受けた、ベネズエラのゲーム開発チーム『Sukeban Games』から発売された『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』。通称『Va11halla(ヴァルハラ)』。80年代風の洒落たBGMに、古典的なビジュアルノベルのようなUI。本作はPC版、PS4版、Switch版、Vita版が存在しているが、2017年の時点で、PC版の販売数は約20万本を記録している。
舞台は、西暦207X年。暴力が蔓延し、全市民にナノマシンが注入され、政府の監視対象となった街、グリッチシティ。そんな、抑圧された市民たちの憩いの場は、ヴァルハラと呼ばれるBARだった。
ヴァルハラでバーテンダーとして働くジルは、疲弊した市民たちの愚痴を聞き、彼らの抽象的なカクテルのオーダーに応え、コミュニケーションを取っていく。
『Va11halla』の物語はこのBARから始まり、この場所で完結する。
本作品では、レベル上げや物語を進行させることは一切必要ない。
プレイヤーはBARヴァルハラのバーテンダー、ジルとして働く。バーテンダーの仕事が終わったら、携帯端末で世の中のニュースやネットの掲示板をチェックし、寝る。BARでプレイヤーがすることは、ひたすら客からの注文を受けてカクテルを提供し、客の話を聞く。たったこれだけの要素しかない。
引用元: ゲームソフト | VA-11 Hall-A ヴァルハラ | プレイステーション
引用元: ゲームソフト | VA-11 Hall-A ヴァルハラ | プレイステーション
最後は、ジルがBARヴァルハラで仕事を始める前に唱える、おきまりのセリフで締めようと思う。
「一日を変え、一生を変えるカクテルを!」
現在、amazonで購入出来るのは、PS4版とSwitch版の2種類。